嚥下障害について

「誤嚥性肺炎について」
誤嚥性肺炎とは、唾液や食べ物に含まれた細菌が気管に入ったことにより引き起こされる肺炎の事です。①食べ物や水分が飲み込みにくい②口から食物がこぼれる③口の中に食べ物が残っている④よだれが出る⑤口が渇く⑥食事の時間が前より長くかかる⑦食後に声がガラガラになる⑧飲み込んだ際にムセたり咳が出るなどの症状が認められた場合には、嚥下障害(食べること、飲み込むことの障害)が疑われます。これらの症状は食事が上手く食べられない、体重が減っていくなどと合わせて誤嚥性肺炎を起こす前のサインとも考えられるため、注意が必要となります。それと同時に、口腔内を清潔に保つ・逆流を防ぐ(食後はすぐに横に ならず体を起こし、頭を高い位置となるようにする)・嚥下反射を改善する(食事に必要な口・舌・頬の筋力を刺激する)などが予防方法となる為、これらを心がけ、より良い食生活と健康的な生活を送るようにしてください。
言語聴覚士