老後の暮らし〜デイサービスの活用

男性で言うと定年後、女性で言うと子育てが終了したのち、忙しい生活から開放 されのんびりとした生活を送ろうと考えている方は多いでしょう。家でゴロゴロTV観賞・・・それは至福の時間でしょう。しかし、その至福の時間の裏には体力・筋力の低下、特に足腰の老化が待ち構えています。
また同時に、たくさんの人との関わりが減少するため、話す機会や外出する機会も減少してしまいます。そこで心配されるのが認知症です。
そんな時にデイサービスの活用を考えてみて下さい。定期的に外出するきっかけになります。そこでは新 しい出会いもありますし、同世代だからこその共通の話題が共有でき、楽しい時間を過ごすこともできます。現在はたくさんのデイサービスがありますのでご自 身に合った内容のデイサービスを選ぶことができます。その際に、リハビリ専門のデイサービスも見学してみて下さい。指導員のもと、状態に合った運動をする ことで、現在の体力を維持することはもちろん、以前の状態に回復することもあります。そして、いつまでも元気に楽しく暮らしていってください。

介護職

 健康の定義について

健康とは病気ではなく、虚弱でもなく、身体的・精神的・社会的にも、すべてが非常に良いバランスのとれた状態のことを言います。この定義により、1998 年にWHOより新しい提案がなされ、医療に限定されず幅広い分野で、人々の健全で安心安全な生活を確保するための取り組みが行われています。身体的健康で は、歪み・無駄がなく神経機 能が非常に高いレベルにある状態で、活動するエネルギーがあふれ出てくる状態である。精神的健康では、落ち着いて心のゆとりがある状態で、発する言葉・表 情・動作・考え方もポジティブで雰囲気が非常によい状態ある。社会的健康では、社会生活に適応し、対人関係・職場・学校でのストレスが低く、プライベート でも充実している状態で経済的安心・物質的にも満たされていて時間的な余裕も感じられる生活を言います。一人一人が健康について考え、その大切さを再認識 するとともに、新たな一歩を踏み出して具体的な行動に繋げていければいいと思います。

介護職

 食中毒について

はじめに、熊本で被災された皆様にお見舞い申し上げます。また読者の方で熊本出身の方や御親戚のある方も心痛む日々をお過ごし のことと思います。
さてこれからの季節日常の生活でも注意が必要なのが食中毒です。症状としては、突然の激しい腹痛や嘔吐、下痢などの消化器症状が主で最 悪の場合は死に至ることもあります。原因はいくつかあり、細菌によるもの[O-157]などが代表的で気温が上昇するこれからは要注意です。
他にもウイルス、寄生虫、自然毒、化学物質などがあげられます。厚生労働省で推奨している食中毒予防の3原則が食中毒菌を【付けない、増やさない、やっつける】とあります。
家庭で出来ることとして、まずはとにかく手洗い(調理前後、食事前等)あとは食品の衛生管理、買い物後は速やかに冷蔵庫に保存、冷蔵庫に入れたからといって安心してはいけません。冷蔵庫の頻繁な開閉で庫内の温度が上ります。タオルや布巾は常に清潔なものを使用し、包丁、まな板など調理器具は使用後良く洗浄し消毒して下さい。日頃より清潔を意識し見えない菌たちと闘いましょう。

看護師

 音楽とリハビリについて

皆様は“音楽療法”をご存知でしょうか。近年注目されているリハビリテーション法のひとつで、音楽を通して脳の活性化やリラクゼーション効 果が期待されています。
治療に用いられるようになったのは第一次大戦後のアメリカ、帰還兵の心的外傷後ストレス障害(PTSD)に対して行われたのが始まりと言われ、現在では、認知症患者に対しても行われています。デイサービスなどで唱歌や童謡を歌うのは昔の事を思い出す事で、脳を活性化させる目的があります。特に認知症高齢者の特徴として、最近の事はすぐ忘れてしまうが昔の事は良く覚えている為、重度の認知症の方でも記憶の底に残っている歌を歌う事で、 脳が活性化されます。また、炭坑節など夏祭りの時に良く聞いた、踊った、という記憶の想起により、それまで寡黙で笑顔がなかった認知症高齢者が、炭坑節の 音楽を聞いたとたんに夏祭りの雰囲気を思い出し笑顔で踊りだした、という事例もあります。
音楽を聴く・歌うに加え、動くという複数の事を同時にやる事でさらに脳の活性化が期待されます。皆様も脳トレとしてチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

介護職

 ふくらはぎと血液循環について

血行が悪いということは、身体の不調を引き起こす事につながります。
逆に言うと、血行が良くなると身体の調子が整い健康につながります。
今回は、ふくらはぎに注目して血流を良くすることを考えてみたいと思います。
ふくらはぎは第二の心臓ともいわれ、足の方へ下がった血液を戻す役割も果たしています。
これをふくらはぎの筋ポンプ作用と言います。
筋ポンプ作用とは、筋肉が収縮することで血管を圧迫し、血流が良くなる作用のことです。これがふくらはぎで働くことで、血液を心臓へ戻す力が強く働くというしくみです。
そこでオススメなのがウォーキング!
ウォーキングをすることで、ふくらはぎの筋肉が収縮し、ポンプ機能がよく働きます。
またウォーキングは、リズミカルに呼吸をするため自律神経を整えるのにももってこい!
少し早めに歩くのもオススメです。
ただ歩くのが苦手な方であれば、綺麗な花や景色を見つけ写真を撮りながら歩く。面白いお店を探しながら歩く。川柳を詠みながら歩く…など、ご自分の好きな事とセットで行うと良いと思います。
寒いこの時季だからこそ積極的に血液循環を良くすることが大切です。

健康運動指導士  

 ココロとカラダについて

私たちのカラダは、自律神経系・内分泌系・免疫系といった3つのシステムのバランスによって調節されています。この3つのバランスが、何らかのストレスによって崩れると、カラダの病気が生じます。カラダの病気はココロにも影響してきます。
例えば、不安や緊張から心臓がドキドキしたり、冷や汗が出たり、胃が痛くなったりした経験がありませんか?そんなとき皆さんはどう対処しますか?
温かく消化の良いものを食べたり、ゆっくりとお風呂に入ったり、軽く運動をしたりとさまざまな「セルフケア」があります。セルフケアはカラダだけではなく、ココロが疲れた時にも効果があります。セルフケアの基本は、“ツラい時は無理をせず、自分の出来る範囲で自分のカラダの面倒を見る”事です。
また、日常のストレスは食べすぎ・飲みすぎなどの不健康な行動を通しても間接的にカラダの不調を引き起こします。
皆さん、この年末年始で食べすぎ・飲みすぎではありませんか?早いうちにご自分のセルフケアの方法を見つけて、「ココロとカラダ」を癒しましょう!

はり師きゅう師あん摩マッサージ指圧師

 姿勢の管理について

良い姿勢は悪い姿勢といいます。どういう事かと言うと、どんなに良い姿勢もずっとその姿勢でいることは良くないということです。
姿勢はバリエーションがある事が大事であり、体が固くなったり筋力が低下すると思うような姿勢がとり辛くなります。子供の寝相を見ると、よくこんな姿勢で寝てられるなと驚かれることがありますが、体の柔らかさのなせる業。
良い姿勢をとる為の椅子や下着を考えてください。リラックスしたいのか活動をしたいのか。その他色々な視点で選んでいることと思います。
良い姿勢をとるには柔軟性と姿勢に使える筋力が必要であり、また目的に合った道具が必要です。日常生活に置き換えると例えば洗濯物を干す姿勢。今までと同じやり方なのにやり難さを感じたら分析をしてください。
それが経年的な自己姿勢管理ということになるのではないでしょうか。そのきっかけにお奨めなのは全身を鏡で前後から見ること。怖いので最近見ていなかったという人も多いかもしれません。またイメージトレーニングも有効です。誰にも聞かれないとは思いますが飛躍しすぎないように気を付けてください。
ARS訪問看護リハビリステーション 
理学療法士

 健康寿命とは?

健康寿命という言葉を聞いたことがありますか?健康寿命とは日常生活に不自由のない期間のことを言い、平均寿命と健康寿命との差は、日常生活に不自由のある「不健康な期間」を意味します。平均寿命と健康寿命の差は、平成22年で、男性9.13年、女性12.68年となっています。現在、日本の平均寿命は女性87歳で世界一、男性80歳で世界8位です。今後、平均寿命が延びていき、健康寿命との差が拡大すれば、医療費や介護給付費の多くを消費する期間が増大することになります。疾病予防と健康増進、介護予防などによって、平均寿命と健康寿命の差を短縮することができれば、個人の生活の質の低下を防ぐとともに、社会保障負担の軽減も期待できます。
健康寿命を延ばすためには、老年症候群対策が重要だと考えます。老年症候群とは、虚弱、転倒、認知機能低下、尿失禁、口腔機能低下などの症状を呈するが、明確な疾病ではなく、初期には日常生活への障害が少ないものです。実際には様々なアプローチ方法がありますので、専門家に一度ご相談をしてみてはいかがでしょうか?

理学療法士

 頭寒足熱について

「頭寒足熱」と言う四字熟語をご存知でしょうか?文字どおり、頭は冷やし、足は暖かい状態にしておくことです。頭が温まりすぎると脳機能の低下によりボーっとしてしまいます。私たちの体温は、上半身が高く、下半身が低いので、体温差を少なくするために足もとを暖めることが大事です。足もとが冷えると血行を阻害し、いろいろな病気の元となります。足もとを暖めるには、足湯・半身浴・湯たんぽなどが効果的と言われます。その中では、半身浴より手軽に、湯たんぽよりも全身への保温効果のある足湯は、血液循環を良くし、冷え防止や疲労回復、むくみを解消するという効果があります。発汗作用により、体内の不純物や老廃物も排泄されます。また、自律神経が安定し、リラックス効果を得ることができます。これからの季節、保温効果のある入浴剤を併用すると、さらに効果が期待できると思います。Wellには足湯が設置されており、血行を良くしてから運動を始められます。是非、体験にお越し下さい。

介護職

 食の健康について

「食」は私たちが健康な暮らしをおくっていく上で最も重要な事の一つです。
健康的な生活をおくるために大切な事は、バランスの良い食事・適度な運動をする
生活習慣を心がける事です。ところが、現代の日本人は様々な理由から不規則な
生活リズムに陥りやすい状況にあります。食について見ると、いつでも簡単に食品を
手に入れられる環境にある事や栄養補助食品の普及など栄養価の高い食品を選んで
しまいがちです。こうした中、2002年に厚生労働省が実施した日本国内の糖尿病の実態は
社会に大きな衝撃を与えました。この調査では治療者も含め740万人の方が糖尿病が
強く疑われ、糖尿病の可能性を否定できない人を合せると約1620万人にも上ります。
この数は日本人の12%、つまり8人に1人の方が患っている状態です。このような状態を
踏まえ政府は2008年度より40~74歳の方を対象に特定健診・特定保健指導を実施する事に
決めました。このように食生活と健康とが切り離せない関係が再認識されつつあります。

介護職

 夏の疲れについて

夏の疲れに効く!3ポイント!
夏は催し物や外出など楽しいことが多い反面、暑さが体にこたえる季節でもあります。今日は夏の疲れに効く!3ポイントをお伝えします。
①    強い味方!ビタミン!
ビタミンB1とビタミンCは夏の疲れを撃退する強い味方です。ビタミンB1は豚肉、玄米、豆類などに多く含まれます。ブタニラ炒めや豚の冷しゃぶなどがおすすめ。ビタミンCはキウイやゴーヤなどに多く含まれています。
②    快眠は疲労回復の要!
夏の夜の寝つきを良くするには‘体温を下げる’ことが大切。ずっと身体が冷えたままだと身体からの放熱が妨げられ、寝付きづらくなります。ぬるめのお湯にゆったりつかり軽いストレッチを行うことで、一度体温をあげると身体の熱が放熱され体温が下がり寝つきがよくなります。
③    発汗してリフレッシュ!
汗をかくと自律神経の働きが良くなり、食欲不振やだるさ解消につながります。
1つ手前のバス停でおりて歩く、ストレッチする…など気持ち良く汗をかきましょう。日中など日差しの強い中での運動には注意してください。
良く食べ良く寝て少し汗かいて… 熱い夏を乗り切りましょう!

健康運動指導士

 嚥下障害について

「誤嚥性肺炎について」
誤嚥性肺炎とは、唾液や食べ物に含まれた細菌が気管に入ったことにより引き起こされる肺炎の事です。①食べ物や水分が飲み込みにくい②口から食物がこぼれる③口の中に食べ物が残っている④よだれが出る⑤口が渇く⑥食事の時間が前より長くかかる⑦食後に声がガラガラになる⑧飲み込んだ際にムセたり咳が出るなどの症状が認められた場合には、嚥下障害(食べること、飲み込むことの障害)が疑われます。これらの症状は食事が上手く食べられない、体重が減っていくなどと合わせて誤嚥性肺炎を起こす前のサインとも考えられるため、注意が必要となります。それと同時に、口腔内を清潔に保つ・逆流を防ぐ(食後はすぐに横にならず体を起こし、頭を高い位置となるようにする)・嚥下反射を改善する(食事に必要な口・舌・頬の筋力を刺激する)などが予防方法となる為、これらを心がけ、より良い食生活と健康的な生活を送るようにしてください。                  

言語聴覚士

 デイサービスの活用法

デイサービスを利用する目的としては、「お風呂に入りたい」「リハビリがしたい」といったことが主になります。しかしながら、デイサービスに来ている利用者さまたちを見ていると、もっと重要な役割を果たせているように感じます。同じような疾患や障害、悩みを抱えた者同士で情報交換をしたり、互いに励まし合ったり、交流の輪ができ一緒に外出をしたり、そんな場面を多く見かけます。専門的には、これを『ピアサポート』と言っています。
『ピア』とは「対等」「仲間」という意味です。障害のある者同士が対等な立場で話を聞き合い、共感し合い、仲間同士で支え合うことのできる場としてデイサービスを活用してみてはいかがでしょうか。
しかし、デイサービスというと、介護保険で認定を受けた方だけしか利用できないと思っていませんか?当事業所では、今年の5月より一般の方向けに自費でのサービスも開始しております。「運動不足を解消したい」「専門家の指導を受けたい」など、同じような目標を持った方々と一緒にデイサービスを活用してみてはいかがでしょうか。

看護師 

 足のむくみについて

長時間同じ姿勢の後、足がむくんでしまい悩まれたことはないでしょうか?心臓から遠い足は血液を循環させるのに、足の筋肉が血液を送り出すポンプの役割をします。しかし、日常の中で長時間同じ姿勢や冷え・運動不足・生活習慣の乱れで疲労し筋肉が働きづらくなると血液の循環悪くなり、むくんでしまいます。改善には適度な運動、冷え対策、生活習慣を整えることを意識し気をつけることが予防になります。気を付けていてもむくんでしまった時は、足のくるぶし辺りから太ももに向かって心臓へ戻すように軽く手のひらでさすったり、少し足を高くし就寝していただけるとむくみの軽減に繋がります。むくみには始めにあげたこと以外にもむくみを起こしてしまう原因が隠れていることがあります。多いのは下肢静脈瘤や心臓や腎臓や肝臓などの疾患症状が原因になっていることです。改善しないむくみや別の体の不調がある時は別の原因が隠れているかもしれません。かかりつけ医に早めに相談しましょう。原因を見極めてご自身の体にあった対策と予防を行いましょう。

あんまマッサージ師

 健康と温泉について

温泉には、まず体が温まることで血管(特に抹消血管)が広がることで新陳代謝が高まり、体内の不要物の排泄を促す温熱効果があります。また、体表面にかかる静水圧により全身に圧力がかかり内臓が刺激され内臓運動となり、このマッサージ効果が血行を促進する水圧効果があります。そして、浮力効果で体重は約10分の1になり、体が軽くなった感覚が筋肉を緩ませ、脳波がα波のリラックスした状態になります。また、体を楽に動かせることを利用して、体の各部分を早く動かすと水の抵抗力が加わり筋力の強化になりますので、筋力の弱った人や運動機能の低下した人のリハビリテーションにも利用されます。
更に、環境に恵まれた温泉地を訪れることにより、五感に刺激を受けると脳内のホルモンを調節する内分泌系や呼吸、消化といった生命維持活動をつかさどる自律神経の中枢のスイッチが入り、ストレスを解消し精神疲労や病気回復に効果を発揮するのです。
既述の効果(物理的作用)と温泉の成分、自然環境等が総合的な刺激となり、人間が本来持っている自然治癒力を高めてくれるのです。

事務職

 口臭について

 誰もが気になる口臭、その原因には生理的口臭と病的口臭があります。
生理的口臭とは、食べ物やタバコ、アルコールなどによって生じる臭いです。
なかでもニンニク・ネギ・ニラ・ラッキョウなどは臭いを発しやすい食べ物です。
特にニンニクは腸から吸収された成分が血液中に入り、体中を回って肺から息として吐き出されるため、いつまでも臭いが残ります。
またアルコールも本人にはわかりにくいのですが、強い臭いが漂います。ニンニクやアルコールの臭い解消には、牛乳が効果的ですので試してみてください。
また小田原名産の梅干しやレモンにも、食べ物の臭いを薄める効果があります。
次に病的口臭とは、口の病気(虫歯、歯周病、口内炎)、鼻やのどの病気、胃腸の病気、呼吸器の病気、糖尿病、肝臓病、腎臓病、癌などが原因の口臭です。ですがこうした病気のなかでも最も口臭の原因となりやすいのは、やはり虫歯と歯周病です。口臭が気になったら、まずは歯磨き。
1日3回食後の歯磨きをするのが原則ですが、日中磨けない人は朝晩は必ず歯磨きしましょう。
とりわけ細菌が繁殖しやすい寝る前の歯磨きはしっかりと。

 理学療法士

 こむら返りはなぜ起きる?


 ふくらはぎや足の裏の筋肉が突然、痙攣を起こし、強い痛みを伴う「こむら返り」。夜寝ているとき、ふと足を伸ばしかけた途端に激痛が走って、あまりの痛さにかたまってしまった経験のある人も少なくないでしょう。
 こむら返りは、就寝中に足を伸ばしたときや、普段運動不足の人が十分に準備運動をしないまま運動をした時、プールで水泳をしたときなどに起こります。また、糖尿病や肝疾患のある人、高齢者や妊婦などにも起きやすいことが知られています。
 血液中の水分が不足していたり、電解質のアンバランスが起こると筋肉の収縮が正常にできなくなります。 実際、運動などで多量の汗をかいたとき、下痢による脱水が起きているときなどは、電解質のバランスが崩れ、神経や筋肉は興奮しやすくなります。また、下腿静脈のうっ血やふくらはぎの過労が原因で、こむら返りが起こることもあります。
 予防には野菜や果物、海藻類、牛乳、小魚などをバランスよく食べることが大切です。また、運動のする際には、準備運動を欠かさないことやスポーツドリンクなどを飲んで水分や電解質を補給することも必要です。寝る前には、軽いマッサージやストレッチをすることもお勧めします。

健康運動指導士

 脱水症とは

脱水症とは体から水分が失われるだけでなく、電解質(主にナトリウム)も同時に失われた状態のことを言います。脱水状態になると血圧低下・脳血流減少により、立ちくらみ・めまい、さらに食欲不振や足がつる、しびれるといった症状が現れます。
特にお子様とお年寄りには注意が必要です。喉の渇きや体の異変を自分で訴えることのできない幼児・乳幼児は、代謝が活発で水分が失われやすく、体温調節機能も充分に発達しておらず、発汗機能や腎機能が未熟なため、気が付くと脱水が進んでいることがあります。
お年寄りはもともと体内の水分量が少なく、食欲減退により水分摂取が減っているうえ、喉の渇きも感じにくくなっています。腎機能の低下で水分や塩分の調節機能が低下しており、持病による体調不良と脱水症状との区別がつかずに水分補給を怠ってしまう傾向があります。
こまめな水分補給はもちろん、通気性の高い衣服を身につける、室温を快適な状態に保つなど、脱水状態にならないよう気をつけましょう。
軽度の脱水であれば、ドラッグストア等で販売されている経口補水液(ドリンクタイプ・ゼリータイプ)で対応できますので常備しておくと安心です。
機能回復訓練のご相談を承ります。

事務職

 熱中症とは・・

熱中症は、高温多湿な所で、体内の水分・塩分バランスが崩れたり、体温調節機能が上手く働かなかったりする事により体内の熱がたまり、筋肉痛、大量の発汗、吐き気、倦怠感などの症状が現れ重症になると意識障害が起こります。
暑熱環境でスポーツや肉体労働などの筋肉運動が合わさってなる≪労作性熱中症≫と暑熱環境の中で長時間過ごしてなる≪非労作性熱中症≫の2種類があります。
熱中症の予防法は色々ありますが、アロマを使ったボディーミストの予防法を紹介します。
材料:無水エタノール5ml+精製水95ml+ペパーミント5滴+ラベンダー5滴
ペパーミントの成分メントールには冷却作用があり体感温度を下げる(体温は下がりません)働きがあります。爽やかな香りは猛暑のストレスを軽減します。ラベンダーには鎮静効果があります。
屋外の作業中シャキッ!としたい時は
上記の材料のラベンダーをローズマリー5滴に変えてみて下さい。
ローズマリーには疲れた気分を元気づけ、精神的な疲れの改善、無気力な状態から解放してくれます。
これからどんどん暑くなってきます。アロマボディーミストを身体に吹きかけ香りで癒されながら熱中症を予防してみて下さい。

准看護師

 転倒について

転倒された人の9割が6~22時に自宅で転倒しています。転倒しにくい住宅にするためには『よ・い・じゅ・う・た・く』が大切です。
「よ」良い高さに物を置く。背伸びをしないと届かない、屈まないと取れない場所は取る時に、バランスを崩しやすいので、よく使う物は取りやすい場所に移動しましょう。
「い」居間の整理。床に物が置いてあったり、コードが散乱していては躓きやすいので、床にある物は移動し、コードは結束バンド等で固定、整理します。
「じゅ」絨毯の端を固定。絨毯の端は捲れやすいため裏面の四辺を両面テープで固定します。マットは100円均一などの滑り止めを下に敷くだけでも有効です。
「う」浮いた踵の履物に注意。スリッパやサンダルは踵が浮くため、脱げやすく、不安定です。足に合ったルームシューズや滑り止め付の靴下を使用しましょう。
「た」段差と床はしっかり区別。階段や敷居などの段差は気が付かないことが多いです。段差はテープ等で色を変えて、段差があることがわかりやすくします。
「く」暗い所には間接照明。暗い場所では段差や床にあるものが見えないため、間接照明などで足元を照らします。
『よいじゅうたく』ぜひ、チェックしてみてください。

作業療法士

 杖について

杖には1本の設置で支える杖、複数の設置で支える杖、持ち手の形、デザインなど様々な種類があります。おしゃれも大切ですが、歩く能力に合わせた杖選びが重要です。特に高さ調整はしっかり行わないと歩くときのバランスに関わってきます。高さの調整は、右手で持つ場合、右足の小指から外側に15cm、更に前方に15cmの地点に付きます。その際、握りの高さが股関節の付け根あたりになるくらいがその人に合った高さとなり、だいたい肘関節の角度が30度になります。多点杖になると足の外側において高さを合わせます。なにより杖は歩くときに使うものですから、実際歩いて最終確認は行うことをお勧めします。個人の歩行能力や身体のサイズにより、基本の高さと異なる場合もあります。また杖先のゴムはすぐに減ってしまうので、いつも確認は必要です。出来れば1つ余分にストックしておくといざという時に困りません。近くにリハビリ専門職の方がおいでになれば、是非ご相談ください。

理学療法士

 ノロウイルスについて

 毎年11月頃から春先にかけ、ノロウイルスによる感染性胃腸炎が流行します。
ノロウイルスは感染力が強く、家族内の二次感染や、学校・高齢者施設などで集団感染に繋がることがあります。
特に小児や高齢者は、より感染・発症し易いので家庭での予防が必要です。
予防方法
①トイレの後、料理や食事前は石鹸を使い、よく泡立てながら手と手を擦り合せて洗い、最後に流水でよく洗い流す。
②手洗いで使用するタオルは清潔なもので共用は避け、紙タオル等を使う。
③カキ等の二枚貝は充分に加熱して調理する。
④感染の疑いがある方は入浴を控えるか、最後に入る。
家族に発症した方がいる時は、吐物や便等の汚物に多量のウイルスが含まれている為、感染源となり得ます。
ノロウイルスは乾燥すると空中に漂い、これが口に入って感染する事があるので汚物は速やかに処理し、使い捨てのビニール手袋やマスクを着け、紙タオル等で静かに拭き取りましょう。
拭き取った後は塩素系の消毒剤で浸すように再度拭き取り、使った紙タオ
ル等はビニール袋等に密閉して廃棄する。以上のようなことに注意して予防を心
がけましょう。

マッサージ師

 水中運動

健康をテーマとしたテレビ番組が毎日の様に放映されています。更に2020年に開催が決まった東京オリンピックも後押しし、運動への関心が高まっています。その様な中で、健康のためにどんな運動を行ったら良いかと迷われている方が多いと思います。そんな方にお勧めしたいのは「水中運動」です。水の浮く力により膝や腰が痛い方でも効果的な運動が行える事や、水の抵抗により体格・体力の違いに見合った運動効果が自然に得られるなどの利点は当然で、他には身体に障害のある方に対する理学療法としても水中運動が取入れられています。ここで特にお伝えしたい点は「気分の高揚」から生まれる継続性です。裸の付き合いから生まれる仲間意識や重力から解放される事によって生まれるリラックス効果により、「継続できそうだ」「続けてやりたい」と思われる方が多いことでしょう。この様に継続できる運動こそが最も効果を発揮します。介護予防・生活習慣病予防・有酸素運動による認知症予防などを目的に運動を考えている方、どうぞ一度試してみてください!!始める前に、医師の判断が必要となるケースもあります。

健康運動指導士

 インフルエンザについて

毎年、秋冬になると必ず流行するインフルエンザ。
日ごろから、予防を心掛ける事が大切です。
規則正しい生活、バランスのよい食事、十分な睡眠で免疫力を高める事が重要です。その中で食事に注目すると①タンパク質を多く含む肉・魚・卵。②ビタミン、ミネラルが豊富な野菜や果物をまんべんなく食べる。またウィルス侵入を防ぐには身体を温める事も大事です。鍋やスープなどは体を温め、野菜や水分も簡単にしっかり摂れるので、これからの時期におすすめです。魚にはインフルエンザを予防するビタミンDが豊富に含まれており、ウィルスを撃退するのに役立つといわれています。ビタミンDは太陽に当たる事により皮下で生成され「サンシャインビタミン」とも言われている大切なビタミンです。しかし、夏に作ったビタミンDは、残念ながらそのまま冬まで体内に蓄えて置くことは出来ません。こまめに日光に当たり、魚を食べてビタミンDを補いたいものです。これから冬本番を迎えインフルエンザに負けない身体作りで、寒い冬を乗り切りましょう。

介護職員

 尿失禁予防について

尿失禁の原因は様々ありますが、今回は特に女性に多い腹圧性尿失禁について、またその対策をお伝えします。
咳やくしゃみ、重いものを持ち上げた時に「あっ」と思う事はないでしょうか。その原因の一つとして考えられるのは、膀胱を支える骨盤の筋肉(骨盤底筋)のゆるみ。出産や老化によって骨盤底筋が弱くなっていると、腹圧がかかった時に尿がもれてしまいます。そこで有効とされているのが、“骨盤底筋体操”。①立位、座位、あおむけ寝いずれかの姿勢をとります。②足を肩幅に開き、背筋を伸ばします。③男性は肛門を、女性は膣を締めて5~10秒止め、力を抜きます。④締める、力を抜くを1セットとして、1日5セット×2回を目安に行います。なるべく呼吸を止めず、腹筋に力を入れないように気をつけましょう。
骨盤底筋の強化を続ける事で、腹圧性尿失禁の軽減につながります。ただし、尿失禁の原因は1つではありません。骨盤底筋体操を続けても症状が続く、症状が重症な場合は別の原因が考えられますので、病院(泌尿器科)を受診し、相談する事をおすすめします。

介護職

 ヒートショックについて

ドボンとお風呂に入らない  ヒートショックの話

寒い時期のお風呂の入り方には注意が必要です。暖かいお部屋、寒い廊下や脱衣所、暖かい湯船といった環境の温度変化によって血圧の急激な上下動が起こり、それが脳卒中や心筋梗塞、浴槽の中での失神といった事故を引き起こす危険性があるからです。
そのようなトラブルを防ぐために、いくつかの工夫をしていただきたいと思います。具体的には①脱衣所や浴室をあらかじめ温める。②いきなり湯船に入らない。③お湯の温度はややぬるめ(39~41℃)にする。④湯船に浸かるのは10分程度に抑える。といったことが挙げられます。入浴前にあらかじめ湯船のふたを開けたり、シャワーを出して浴室や脱衣所の温度を上げ、シャワーやかけ湯で体を温めてから湯船に入り、ぬるめのお湯で長湯はしない、という入り方をすることが望ましいでしょう。また、お酒は血圧を上げる作用があるため、入浴による血圧の変動を考慮すると入浴前には控えるべきと言われています。

理学療法士 

 便秘改善

 便秘とは、自分で満足できる排便がない状態をいいます。原因としては、年齢や環境の変化による腸内バランスの悪化、ストレス、我慢のしすぎ、妊娠によるものなどが考えられます。便秘薬もありますが、根本から解消するには生活習慣の改善が必要です。
便秘の解消方法として、まず大事なのは、便意があったら排便を我慢しないことです。そして食事をしっかり摂ることも便秘の解消には重要です。特に朝食は、休んでいた胃や腸を刺激して排便を促す効果もあるので必ず摂るようにしましょう。朝食後は、便意がなくてもトイレに行く習慣を作ることも大切です。又、腹筋が弱っていると、便を出すことが出来ないため、適度な運動をして腹筋を鍛えることで排便をしやすくなります。
日本人にもっとも多い弛緩性便秘解消に効果的なのは、食事面の改善です。昔に比べると最近の日本人の食事は、欧米型の動物性タンパク質中心のメニューに偏りがちです。食物繊維をたっぷり含む野菜・海草・豆類を中心にした昔ながらの和食を見直しましょう。
身体のリズムにあわせた生活習慣を守り、便秘を解消!!

看護師

 腰痛について

【腰痛とは】
腰痛とは病気の名前ではなく、腰部の痛みや張りなどの不快感といった症状の総称を指します。
【腰痛の原因】
過度な運動や肉体労働、長時間座り続けるデスクワークでも腰痛は起こります。このような肉体的ストレス以外にも精神的ストレス、環境からのストレス(気温、気圧の変化など)により腰痛になることもあります。原因は多岐にわたるため正確な診断が重要です。必要に応じてレントゲン検査、MRI検査、血液、尿検査などを行います。
【腰痛の対処法】
安静にしていても痛みが軽くならない、次第に悪化する、発熱している、足が痺れて力が入らない、尿漏れする等の症状を伴っている場合は、自己判断や放置は禁物です。速やかに整形外科を受診しましょう。
【腰痛の予防】
予防には背中やお腹の筋力を落とさないこと、体重を増やしすぎないことが大切です。また座り方や立ち方、バックの持ち方などを見直したり、ウォーキングやストレッチなど軽い運動も腰痛予防になります。

はり師きゅう師按摩マッサージ指圧師

 膝痛について

膝には、平地を歩いている時でも体重の約3倍、走っている時には約10倍、階段の上がり下がりでは約7倍の荷重がかかります。このように膝には、大きな衝撃が加わるために障害が発生しやすいのです。
膝の痛みを訴えている人のうち、半数以上が変形性膝関節症です。特の40才以上の中高年の人の多く、圧倒的に女性に多いのが特徴です。両脚をそろえて伸ばしてみてください。両膝の間に隙間ができていませんか?そんなあなたはO脚です。逆に膝はくっつくけれども、踝(くるぶし)が離れる人はX脚。O脚で、何もしていないのに膝の内側が痛い、立ち座りや歩き始めが痛いけれど少し歩くと痛みが減る人は変形性膝関節症の疑いがあります。痛みがひどく日常生活に著しく不自由があるような場合には手術療法も検討されます。
日常生活上の注意として、正座は控える、立ち上がる時は何かにつかまる、杖を使用して膝の負担を軽くする、靴に中敷きを入れるなどの対策が有効で、また正しい食生活と無理のない運動で過度の負担をかけないことも必要です。運動はストレッチ、太ももの筋力アップを中心に行うと良いでしょう。

理学療法士

 防災について①

東日本大震災から、2年が経ちます。地震に限らず、いつ起こるかわからない災害のことを思うと、不安になる方も多いかと思います。まして、病気を抱えている方、病気のひとを介護している方はなおさらでしょう。
万が一のときのために、防災用品をそろえておくことはもちろんですが、日常的に医療を継続して受ける必要のある方は、ご自分の病気のことが伝えられるよう、メモを作っておきましょう。記載する内容としては、氏名、生年月日、連絡先、病名、かかりつけ医、血液型、飲んでいる薬、(中断できない薬、体に合わない薬、)アレルギーなどがあげられます。一覧表にして常に携帯しておくと、緊急時、あわてないですみますし、見知らぬ人にも協力を求める事ができます。
さらに、日頃からご近所の方や地域との交流を持ち、どんな人が住んでいるのかを知っておくことも防災につながります。「防災訓練」に参加するだけでなく、地域の行事やスポーツなどに参加すると連帯感、地域力が生まれ、災害時の大きな力になるでしょう。最近流行っているウォーキングは、健康維持にはもちろんのこと、避難する際の脚力としても役に立ちますし、近所の地形や避難所までの経路を確認するという意味でも防災につながります。いろいろなかたちの「防災」があります。できることからはじめてみませんか。

看護師

 防災について②

「災害弱者」という言葉を一度は耳にしたことがあると思います。寝たきりの方、障害をお持ちの方や妊婦等、避難行動が困難な方々のことです。小田原市でも、「災害時要援護者」として対策を考えているようです。
自力で避難行動ができない方については、「災害時要援護者」として、地域の方々、市町村に把握していただいた方がよいでしょう。
災害を未然に防ぐため、被害を出さないための取組みを「防災」と言いますが、最近、「減災」という言葉も聞きます。「減災」とは、災害を想定した上で、できるだけ被害を小さくする取組みのことを言います。これまでの経験や調査・研究で、災害とその被害の範囲が予想されています。予想を踏まえて、直ぐにできる「減災」は?・・消火器を設置する、災害が起きた場合の行動を考える等、沢山あります。阪神・淡路大震災での死者の約8割が、建物の倒壊や家具の転倒による圧死や窒息死であったと言われています。家具の転倒防止対策は直ぐにできそうですね。ホームセンター等には、家具の固定器具等が販売されています。さあ!「減災」対策するなら、“今でしょう!

看護師

 防災について③


防災とは、災害を未然に防ぐ目的をもって行われる取り組みのことです。取り組みにはどんなことがあるでしょう。
最近では、防災グッズを準備している方も多いと思いますが、せっかく準備しておいても、どこにしまったか忘れてしまったり、いざ取り出してみたら懐中電灯やラジオの電池が切れていた、非常食の賞味期限が切れていたなんていうこともよくあります。いま一度、確認をしてみてください。
そして、いざという時どう行動するか、とっさに適切な判断ができるよう、正しい知識をもっておくことが大切です。地域のことを理解し、避難場所の確認をしておきましょう。お子さんのいる家庭では、普段から「地震があったら、こうしようね。」など、冷静に話し合い、一緒に練習しておくと安心です。
災害発生時には、精神的に不安になることもあります。避難後も大きなストレスを抱え、それがもとで体調を崩すこともあります。災害は突然やってきます。日ごろから家庭でイメージトレーニングをしておくことが、いざという時の動揺の軽減につながり、防災への取り組みにもなります。

事務職

 わたしたちにもできること

先月号の防災についての取り組みの中で、防災グッズの話がありましたが、ラジオなどの電池切れ、非常食の賞味期限切れはなかったでしょうか。確認がお済みでない方はここで一度確認をしてみてください。
さて、先日、忘れもしない3.11東日本大震災から3年が経ちました。テレビや新聞などで現状が伝えられていますが、復興に向けまだたくさんの課題がありそうです。
そんな中、一昨年、「おらほのラジオ体操」を知りました。
復興支援プロジェクトの一つとして始まったこの体操は、ラジオ体操第一の音源に、東北弁の号令をのせたものです。被災者と支援者が復興への思いを共有するシンボルとして、「おらほ」(私たち)と名付けられたそうです。体操を通して、復興に備える健やかなカラダとココロとコミュニティをつくる、そういった願いが込められているそうです。
利用者の方々と、音を流し体操を行いましたが、自然に笑顔がでるそんな体操です。
このCDを購入すると一部義援金になります。ぜひ、チェックしてみてください!

はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師

 こむら返り

ふくらはぎの筋肉がつることを「こむら返り」と言いますが、皆さんも、久しぶりの運動の後にふくらはぎがつって、痛い目にあったことがあると思います。ふくらはぎのことを昔の言葉で「こむら」と言うそうで、ふくらはぎの筋肉がひっくり返ったような感じから「こむら返り」と名づけられたそうです。なぜ、こむら返りは起きるのでしょうか?そもそも、筋肉がつるというのは、筋肉の強い収縮がしばらく続くことを意味します。筋肉がつる原因の一つとして、血液循環の不良や疲労物質の蓄積があります。筋肉は収縮するときと同様に、弛緩するためにもエネルギーが必要であるとされています。また、疲労物質の蓄積により、筋肉でのエネルギー生産が阻害されるとも言われています。このため、循環不良や疲労により、筋肉が緩むことができなくなって、つり易くなるのではないかと考えられます。特に、ふくらはぎの筋肉は歩いたり走ったりする際に活躍する筋肉であるため、疲労しやすく、心臓から遠くて循環状態が悪いことから、つり易いと考えられます。こむら返りの対処法としては、足湯、マッサージ、軽い足首の運動で血液循環を良くすることや、ストレッチがお勧めです。

理学療法士

 口臭について

ヒトの鼻は、「自分の口臭には気づきにくいが、他人の口臭は気づきやすい」構造になっている。さらに、口臭がある人に対して、たとえ家族であってもそれを指摘することには遠慮や心理的抵抗があり、そのまま放置されてしまうことが多い。口臭がひどい場合、むし歯や歯周病、あるいは糖尿病、消化器系のガンなどの病気が原因である場合もあり、放置しないで医療機関を受診することが望ましい。
口臭には、①生理的口臭(健康な人にも)、②外因的口臭(タバコ、酒、ニンニクなど)、③病的口臭(むし歯、歯周病、口腔以外の病変)がある。高齢者で義歯を装着している場合、義歯の管理がうまくできていないと義歯特有の口臭、さらに、舌苔(舌の表面の粘着物)由来の口臭もあるので注意が必要である。
口臭の除去法に特効薬はないとされるが、食後のうがい、歯ブラシによる歯磨き、義歯の清掃、舌苔の除去などの機械的清掃が最も効果的であり、必要に応じて、適時、消臭剤を使って口腔内を清潔に保つことが大事である。

言語聴覚士

 熱中症とは

熱中症とは、暑い環境や運動により、体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温が上がり、さまざまな臓器に障害が起こることをいいます。特に高齢者は加齢により体内の水分量が減少しているため、脱水を起こしやすくなっています。加えて、汗をかく量も減少するため体温調節がしにくくなります。めまい、立ちくらみ、こむらがえり等の熱中症の症状がでたら、涼しい環境下で水分・塩分の補給を行い、保冷剤などをわきの下や、脚の付け根に当てて体を冷やしましょう。頭痛、吐き気、嘔吐、意識障害、けいれん等の症状がでたら、直ちに救急車を呼びましょう。
熱中症を予防するには
①    エアコン、扇風機を活用し、室温は28度以下、湿度は70%以下に調節する。
②    すだれ、カーテン等で窓からの直射日光を遮断する。
③    こまめに冷たい水分を補給する。大量に汗をかいたときには、梅干しと水、スポーツドリンク等で、塩分の補給も忘れずに。
④    涼しい服装を心掛け、保冷剤等の熱中症予防グッズを利用する。
日常生活の中で、以上のことなどに気をつけながら暑い夏を元気に乗り切りましょう。

健康運動指導士

 杖について

転ばぬ先の杖とは良く言ったものです。骨の弱い人では転倒により骨折など大きな怪我につながる可能性があり、その回避に杖が有効です。また杖を使う目的には転倒予防のみならず、脚や腰への負担を軽減させる事による痛みの低減があります。
例えば腰に痛みがあり、杖を使用しないで歩いた場合、頑張っても100mという方が杖を使えば200m歩けるなら耐久性という面で杖が有効という事です。杖の機能やデザインは様々であり、また重さも色々です。
機能面から選ぶ場合、例えば買い物の帰路のみ杖が必要な方は折り畳み式がいいかもしれません。杖が要らない状況では、杖が邪魔になる事があります。また重さという観点では、力が弱い方は傘の重さが気になるように、杖の僅かな重さの違いが疲労に影響します。そういった方の為に、傘同様に杖も軽量化に重点をおいたものがあります。
杖を選ぶ時は、機能・重さ・デザインが重要であり、また長さの調整も必要です。どんなものが良いか迷ったら福祉用具専門相談員や理学療法士等に是非ご相談ください。

理学療法士

 風邪について

東洋医学では、「風邪(かぜ)」を「ふうじゃ」と呼びます。
中国などでは「感冒」といい、日本でもかぜ薬を「総合感冒薬」というので、皆様も耳にしたこともあるのではないでしょうか。
病気になる外的要因の一つに「風」があります。他にも「寒い・暑い・熱い・湿る・燥く(乾くの意味)」といった要因が挙げられます。
「風邪」症状は時期により、寒かったり暑かったりなどさまざまな変化・動きがあるため、自然界の「風」に当てはめたともいわれています。
風邪で熱が出た場合は、西洋医学では、熱を下げて冷やしますが、東洋医学では、身体を温めて熱を上げます。これは熱を出してウイルスをやっつけようとしている身体の手助けをすているのです。漢方では葛根湯などが有名ですね。
昔から風邪には玉子酒が有名ですが、身体を温めて汗を出し、着替えを行いすっきりするといったことから行われている習慣です。
「酒」とありますが、しっかりとアルコールを飛ばした状態でお飲みください。

はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師

 飲酒について

今年も残り僅かとなり、皆様も何かとお酒を飲む機会が増える時期ではないでしょうか。
そこでお酒の飲み方について豆知識をお話させていただきます。
「飲酒と胃腸障害」について
まずは一杯「かんぱ~い。」と空腹の状態でジョッキのビールをごくごくと飲まれる方は多いのではないでしょうか。ビールに限らず、空腹時の飲酒は胃腸の粘膜を強く刺激します。また吸収もされやすく急激なアルコール濃度の上昇を来たします。食べ物と一緒にとるのが望ましいといえます。その中でもたんぱく質や脂質を多く含むものを摂ると胃腸障害を予防できると言われております。
同様に強いお酒(アルコール度数の高いもの)を飲むことでも胃腸への負担は増大します。水などで薄めて飲まれることが望ましいでしょう。どうしても強いお酒を飲みたいということであれば、間でお水を飲む(チェイサー)ことで胃腸への負担を軽減できるでしょう。
適量のお酒は身体的にも精神的にも社会的にも有効に働くと言われています。これからも楽しくお酒と付き合えるよう注意してみてはいかがでしょうか。

看護師

 腰痛について

腰痛とは、さまざまな原因によって起こる腰の痛みの総称です。その原因は「加齢に伴う背骨の変化」や「運動不足」「精神的なストレス」「がんや細菌感染などの病気」など様々で、命に関わる危険なものもありますので、まずは整形外科の受診をお勧めします。
今回は、日常生活の中で簡単に出来る腰痛予防運動をお伝えします。激しい痛みがある時はお休みし、医師の相談の元行いましょう。
①腹筋・背筋・臀筋を鍛え、背骨を保護する
腹筋(仰向けになり、両膝を曲げおへそを覗き込む)、背筋(うつ伏せに寝てお腹の下にクッションを入れ、腰を反らないように、上体を起こす。)、臀筋(うつ伏せに寝て、交互に片方の脚を少し持ち上げる。)※5~10秒×10回目標に実施。
②腰・脚のストレッチを行い身体の柔軟性を保つ腰(仰向けになり、両膝を抱える)や、脚(仰向けに寝て、太ももの裏側を抱え、脚を上げる)をストレッチする。※呼吸を止めず、20~30秒実施。
③ウォーキング等で適度に体を動かし、ストレスを溜めないようにする。
体調に合わせて、無理なく続けて行きましょう。

健康運動指導士

 脳卒中予防と備え

小田原市は脳卒中(脳梗塞・脳出血など)で亡くなる方が、神奈川県内の市中で最も多いことがわかっています。その原因は、高血圧、動脈硬化、糖尿病、心臓病などですが、ストレス、飲酒、肥満、喫煙、運動不足など生活習慣からの原因もあります。近年、脳出血は減少、脳梗塞は増加傾向と言われ、脳卒中の60%は脳梗塞となっています。脳梗塞を起こす確率は心房細動がある場合、正常な人に比べ5倍程度高くなります。再発率は3年以内に20~30%、特に1年以内は注意が必要です。発症する時間帯は朝の起き抜けと睡眠中に集中しています。就寝前にコップ1~2杯の水を飲む。いつでも飲めるように枕元に水を置いておくことをお奨めします。万が一、脳梗塞の症状が出た時には、3時間以内にt-PA療法を行うと劇的に症状の改善がみられる場合があると言われていますので、あらかじめ対応している医療機関を知っておいた方がよいでしょう。「t‐PA小田原」で検索をかけると調べる事ができます。

理学療法士

 転倒予防について

10月10日は「テン・とう」と読んで、『転倒予防の日』でした。みなさんご存知でしたか?
転倒は「様々な要因によってバランスが崩れて倒れる現象」であり、いつでも誰でも起こりうる可能性のあるものです。「様々な要因」とは、もちろん筋肉の衰えもありますが、目の衰えや姿勢、身の回りの環境や履物などが影響してきます。
では、転倒の多い場所はどこでしょうか?
実は転倒の多くは居室で、次いで道路や階段です。
居室の中では、ちょっとした段差(2~3cm)が一番危険です。敷居の段差は小さなスロープで解消し、めくれている絨毯はテープで固定する。階段・廊下・浴室・トイレには手すりを設置し、足元に照明をつける。また、床や照明の配色の変化をつけることも重要です。こうした自宅内の環境はちょっとした工夫で転倒の危険性を減らすことが出来ます。
最後に①ぬれた場所②かいだん・段差③片づけていない所は危険がいっぱいであると言われています。
「ぬ・か・づけ」と言う語呂合わせを覚えて、日頃の生活の場面で思い出していただけたらと思います。

はり師きゅう師あん摩マッサージ師

 マイコプラズマ肺炎が流行しています

マイコプラズマ肺炎とは?
・マイコプラズマ細菌による感染によって呼吸器に症状を発症する細菌感染症の一つです。マイコプラズマ肺炎は4年おきに大流行する感染症として「オリンピック熱」とも呼ばれています。
マイコプラズマ肺炎の症状の特徴
・発熱や全身倦怠感,頭痛,痰を伴わない咳などの症状がみられます。咳は少し遅れて始まることもあります。咳は熱が下がった後も長期に渡って(約一ヶ月)続くのが特徴です。多くの人はマイコプラズマに感染しても軽い症状が続くのですが、一部の方は肺炎となり、重症化することもあるので注意が必要です。
感染を防ぐには?
・普段から手洗いを励行することが大切です。また、罹患者の咳から感染しますので咳の症状がある場合にはマスクを着用する、人の多い所に行かない等の配慮が重要です。何より十分な睡眠、栄養摂取、水分摂取をし体力を低下させない事が大切です。

看護師

 飲酒について

この季節に機会の増す“飲酒”についてお話しします。
<お酒を飲むと、なぜ酔うの?>
飲んだアルコールの一部が血液を通して脳にいき、酔った状態になります。
<一気飲みは、どうして危険なの?>
お酒を短時間に大量に摂ると、血液中のアルコール濃度が急激に上昇し急性アルコール中毒の危険性が高まります。最悪の場合、死に至る可能性もあります。
<アル・ハラって?>
飲酒の強要やお酒に関る人権侵害のことをアルコール・ハラスメントと言います。「会社の上下関係などを利用して一気飲みや飲酒を強要すること」や「お酒の席を理由に迷惑行為を行うこと」などが該当します。
その他にも未成年者の飲酒や飲酒運転も大変危険な行為です。重大な事故に繋がる可能性が高いので絶対に止めましょう。
適量の飲酒は「酒は百薬の長」と言われるように様々な効用があります。しかし飲み方を誤ると大変危険なものに変わります。これから年末年始に掛け、飲酒の機会が増えることと思います。節度をもってくれぐれも飲み過ぎず、お酒と楽しく付き合っていきましょう。

看護師
お知らせ

各事業所の情報を、平成30年度の改定に合わせて、変更いたしました。


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