気温が上がり、過ごしやすい季節になってきたはずなのに「なんだか身体がだるい…」と感じている方はいませんか?
それは、日中と朝夕の気温差や月平均の気温の寒暖差が大きくなり、低気圧と高気圧が頻繁に入れ替わる気圧変動が大きい季節だからだと考えられます。寒暖差に対応するため自律神経の一つである交感神経優位が続くと、エネルギー消費が増え、疲れやだるさを感じやすくなるのです。
自律神経には、身体を活動的にする交感神経とリラックスさせる副交感神経があり、2つがバランスをとりながら、心臓や腸、胃、血管などの臓器の働きを司っています。この自律神経、自分の意思ではコントロールが難しく、ちょっとしたストレスでもバランスが乱れてしまいます。
予防のためには、日頃からの対策が重要です。
・冷えを感じる前に身体の冷えを予防
・自律神経を安定させるために運動習慣をつける
・自律神経を整えるタンパク質やビタミンB6等が含まれた栄養バランスの良い食事を摂る
工夫をしながら自律神経を安定させ、気持ちよく過ごしていけるようにしましょう。
作業療法士