春から初夏は気温の変化や新生活の疲れが出やすい時季。そんな時こそ、自宅のお風呂で手軽にリフレッシュしませんか?特におすすめなのがエプソムソルト入浴です。
エプソムソルトは硫酸マグネシウムを主成分とし、筋肉の緊張を和らげ、疲労回復をサポートします。発汗を促し、老廃物の排出を助けるので、むくみや冷えが気になる方にもぴったりです。
使い方は簡単。お湯150〜200リットルに対し、150〜300g(カップ1〜2杯)を溶かすだけ。38〜40℃のぬるめのお湯に15〜20分ほど浸かると、体がじんわりほぐれます。ラベンダーや柑橘系のアロマを加えれば、よりリラックス効果がアップしますので、お好きなオリジナルのアレンジでバスタイムを楽しんでください。
入浴後はしっかり水分補給をして、ゆったり過ごすのがポイント。ぜひエプソムソルトを活用し、心と体を整える入浴習慣を取り入れてみてください。
ケアマネジャー
冬から春への移行期、多くの人がなんとなく体の異変・不調を感じますが、特に高齢者は体の諸機能が低下しているので、寒暖差・空気乾燥などで体調を崩しやすく、それが長引くことが問題です。最近、「体がだるい」「朝、起きるがつらく、昼間、ねむくなる」「なんとなく息苦しく感じる」などの体調変化を〝春バテ〟と称し、この時期の高齢者の健康管理が注目されています。
春バテの症状で特に注意しなければならないのは、自律神経による全身の血流調節が不調になること。立ち眩みなどの症状が起きることで、布団から出て立ち上がった際に転倒し、体の一部を骨折するなどが一例です。
次は食欲不振。加齢とともに胃腸の機能が低下し、特に病気でもないのに「食べたくない」「おなかがすかない」などと訴えて食事をとらないと、栄養不足・水分不足により脱水症状に陥ります。こうなると受診する必要があります。
春バテ予防の原則は、①栄養バランスのとれた3度の食事②入浴③体を暖かくしてよく寝る。つまり、生活習慣を整えることにつきますが、これが意外にむずかしいですね。
言語聴覚士
効率よく体を温める方法は「三首」と呼ばれる首、手首、足首を温める事です。「三首」は皮膚が薄く、さらに太い血管も通っている場所です。そのため外気の影響を受けやすく、身体の冷えに繋がりやすいですが、温めて熱を身体中にいき渡らせると、全身がポカポカとしてきます。
『首』首は冷えると血行が悪くなり、肩こりにもつながりやすいです。
マフラー、ネックウォーマー、ハイネックのトップスを着て外気の影響から守りましょう。
『手首』寒い日は、身体が臓器を温めようと血液が中心へ集中してしまう為、末端が冷えやすくなります。外出の際は手袋やアームウォーマーを使って寒さをしのぎましょう。
『足首』足は下半身にたまった血液を重力に逆らって戻すための大切な部位です。外気をブロックして血流を保つために、冬は足首を出さずにゆったりとした厚手の靴下や長めの靴下、スパッツを穿いて冷やさないようにしましょう。
「三首」に共通して、冷えを感じた時にはマッサージ、入浴中や睡眠前にストレッチをするのも効果的です。
介護職
まだまだ寒さが身に染みる今日この頃ですが、皆さんどうお過ごしですか。
今年の年末年始は曜日の並びの関係で、例年よりゆっくりとした時間を過ごせた方も多いと思います。その分、休みも明けてそこから少しずつ普段の生活に戻っているところ、ちょっと憂鬱に感じている方も、多いのではないでしょうか。
そんな中でも何気なく行っている「今日の夕食何にしようか」と冷蔵庫の中を思い返すその作業、台所に立っているその時間、仕事や学校、買い物に向かうその歩行など、その普段の日課はあなたが少しずつ調整してきた、あなたに最適な活動の機会かもしれません。
昨年気になっていたけれど、後回しにしていた事はありませんか?
「体が気になるな。散歩をしてみようか。」
「少しぼーっとしている時間が増えたな。これを機に趣味を再開してみようか。」
など、年末年始を終えて少しずつ日常のリズムに心と体が戻っていこうとするこの時期に、今年の願いを一つ日課に加えて、一年をスタートさせてみるのもいいかもしれません。
作業療法士
保育所等訪問支援事業は平成24年の児童福祉法改正で創設された社会福祉サービスです。
「Studioうぇる」は令和5年10月に開設し神奈川県西部を中心にサービスを提供しています。
通っている保育所や幼稚園、小中学校、学童等に専門職スタッフが訪問し、お子様が集団生活に適応しやすくなるように一人ひとりにあった支援を考えます。
当事者はもとより現場の先生方や保護者の意見、ご希望を聞きながらアセスメントし、現場に即した実践可能な手立てをご提案します。
この事業は役所の福祉課発行の通所受給者証が必要ですが普通級、支援級のどちらに所属しているかは関係ありません。
最近では多様性を認め合う社会の実現と言いますが子供の時代が重要です。障がいや特性に関係なく共に遊び、共に学ぶことを前提とします。
訪問回数や内容は保護者の相談内容次第です。
保育所等訪問支援事業の内容を詳しく知りたい場合は「Studioうぇる」にお気軽にお問合わせください。
児童発達支援管理責任者
暖かい秋の陽気から、だんだんと冬の訪れを感じる季節となりました。
急激な気温の変化で体調を崩しやすかったり、ノロやインフルエンザなどのウィルス性の病気が流行ったりする時季でもありますが、何に気を付けながら過ごすことが大切なのでしょうか。
まずは基本的なところですが「手洗い」「うがい」をこまめに行うようにしましょう。特に人が多く集まる場所へお出かけのあとは、入念に行うようにしてください。
続いて「着るもの」を工夫しましょう。寒暖差が大きいこの季節は何を着るか迷うかもしれませんが、体温調節が楽に出来るように、着脱しやすい上着や巻物を用意しておくと良いでしょう。「三首」と呼ばれる首、手首、足首は特に冷えを感じやすいので、体温を逃がさないように心がけることが大切です。
乾燥もしやすくなる季節ですので、加湿器などを上手く使い、室内の湿度を50%~60%に保つことも重要です。濡れたタオルを吊るしておくだけでも効果があります。
最後になりますが、ほんの少しの心がけを大切に、これから来たる寒い冬に負けず、元気に過ごしましょう。
介護福祉士
行楽シーズン到来!旅行はお好きですか?
国内のある調査によると、約八割の方が「旅行が好き」と答えたそうです。お伊勢参りやお遍路に代表される巡礼の文化が、旅行を精神的に充実した行為と見なす土壌を作ったとも考えられます。実は、旅行にはリハビリテーションの要素がふんだんに盛り込まれています。
まずは計画。
いつ、どこへ、誰と、電車?バス?どんな手段で行くか考えます。
日程が近づくと、どんなファッションで行くか、持ち物は揃っているか、お土産は誰に買う?と気持ちは高揚します。
旅行中は馴染みのない土地を巡り景色に目を奪われながらも、行き交う他の旅行者とぶつからないように注意して歩きます。
土産物屋では金銭のやり取り、
温泉に入るときは転倒しないように注意深い行動も必要です。
このように、旅行という活動に参加することで、人は「ココロとカラダ」を動かすのです。障害や高齢を理由に、旅行に行くことに不安を抱えている方も少なくないと思いますが、最近では「心のバリアフリー」認定制度を受けた観光施設も増えていますので、是非一歩踏み出してみましょう!
観光事業部
「感染症」怖い言葉ですね。最近は新型コロナウィルス、インフルエンザといった様々な感染症が猛威を振るう中、皆さんは感染症対策を行えていますか?菌やウィルスを体内に侵入させない為に、手洗い・うがいが習慣化された方も多いと思います。では、菌やウィルスが体内に侵入した後に働く、免疫力を高めることを意識している方はどのくらいいらっしゃるでしょうか。そこで今回は、免疫力を高める方法をお伝えします。それはジワ~ッと汗をかく程度の有酸素運動を継続して行う事です。具体的には、ウオーキング、サイクリング、水泳等の運動を、会話ができる程度の負荷量で、1日に20~60分を週に3~5回程度、無理なく継続して行う事がとても大切です。運動習慣がない方は、まずはラジオ体操から始めるのもおすすめ。有酸素運動は、血液内の免疫細胞を活性化し、免疫力の向上に効果的であり、また、免疫が働くには自律神経のバランスを保つことが大事で、それにも有効と言われています。
今日から感染症に負けない身体作りを始めましょう。
感染症に、打ち勝とう‼
理学療法士
体力が低下しやすく健康リスクが高まる季節の高齢者のための残暑ケアと注意点をご紹介します。
①こまめな水分補給
高齢者は脱水症状になりやすい傾向があります。麦茶やスポーツドリンクなど、ミネラルを含む飲み物を一日を通して少量ずつ、喉が渇く前に飲む習慣をつけましょう。
②適切な室内環境と運動エアコンで適温に保った室内で無理をせずに過ごしましょう。ストレッチや軽い体操、比較的涼しい時間帯の散歩がおすすめ。扇風機や冷感グッズの併用を。
③バランスの取れた食事
健康維持に欠かせない食事は、ビタミンやミネラルを豊富に含む野菜や果物を積極的に摂取。冷たい料理やスープなどメニューを工夫しましょう。
④定期的な体調チェック
体温や血圧の測定、食欲や睡眠状態の確認など、家族や介護者が定期的に体調をチェック。異常を察知できれば早めの対応ができます。
高齢者が残暑を健康に過ごすためには、周囲のサポートと適切なケアが欠かせません。
元気に夏を乗り切りましょう。
今回は6月から8月に多く発生する細菌が原因の食中毒について、細菌の多くは室温約20℃で活発に増殖し始め、人間の体温ぐらいの温度で増殖のスピードが速くなります。
湿度も高くなる梅雨時は、細菌による食中毒が増えます。
食中毒を防ぐためには、まず「細菌をつけない」、手には様々な雑菌が付着しているため食中毒の原因菌やウイルスを食べ物につけないように、必ず手洗いをしましょう。
次に「増やさない」では細菌の多くは高温多湿な環境で増殖が活発になりますが、10℃以下では増殖がゆっくりとなり、マイナス15℃以下では増殖が停止します。食べ物に付着した菌を増やさない為に生鮮食品は、早く冷蔵庫に入れましょう。
「やっつける」は、細菌は加熱によって死滅します。肉や魚は加熱して食べれば安全です。また調理器具にも、細菌やウイルスが付着します。使った後は洗剤で良く洗い、熱湯をかけるなどして殺菌しましょう。台所用殺菌剤の使用も効果的です。
看護師