暑さが酷く身体に堪える季節。食欲も落ち、ついつい冷たい飲み物やゼリー、アイス等を好んで口にしていませんか?
私も仕事終わりに、キンキンに冷えたビール(悪あがきで糖類・プリン体ゼロの発泡酒)をプハーッと飲んで至福の時間を堪能しています。しかし、そこには夏の落とし穴が…。実は、冷たい飲み物が内臓脂肪を増やす原因のひとつだということをご存じでしたか?
「コールドドリンク症候群」といわれ、冷たい飲み物が一気に胃に流れると一時的に胃が低温になり、胃の周りの毛細血管に伝わって血液の温度を下げてしまいます。胃や血液が冷やされることで、「寒いから脂肪を貯めよう」と脳が勘違い。これが習慣化すると、脂肪の蓄積だけではなく、血行不良で代謝も落ち、内臓自体の動きが悪くなることで太りやすい体になってしまいます。
日頃の暑さで、冷たい飲み物は手放せませんが、朝にホットコーヒーやスープを飲んだり、就寝前に白湯を飲んでみたり、胃を温めてあげなきゃな……とポッコリお腹をさすりながら思う今日この頃。皆様も「胃の温活」試してみてはいかがでしょうか?
看護師