ウォーキングには、肥満解消・生活習慣病予防・骨粗鬆症・肩こり・腰痛の改善、ストレス解消、便秘改善など、心身の健康に役立つ多くのメリットがあります。今回は、その効果をより高めるウォーキングについて見ていきましょう。
朝のウォーキングは、自律神経を整え、質の良い睡眠に繋がるメラトニンの分泌が促されます。また、その日1日の血糖値を抑える効果も期待できます。昼、特に食後のウォーキングは血糖値の急上昇を抑える効果があり、糖尿病予防にも役立ちます。夕方・夜の時間帯に行うと体温が上がり、夜の寝つきが良くなって安眠効果が期待できます。また、副交感神経に切り替えるよう意識してゆっくり歩くと、リラックス効果が得られ、疲労回復やストレス緩和にも繋がります。
ほかにも食前のウォーキングは脂肪燃焼効果・食欲抑制効果があり、食後のウォーキングには血糖値上昇抑制効果・消化促進効果があります。
毎日継続することが大切なので、ご自身の生活リズムや体調に合わせて続けやすい時間帯や方法をみつけてください。楽しみながら習慣にしていきましょう。
健康増進 栄養士