花粉症といえば春のスギ花粉を思い浮かべる方が多いと思いますが、秋にも注意が必要です。植物の花粉は1年を通して飛散し、アレルギー性鼻炎を引き起こしています。
夏から秋にかけてはキク科のブタクサやヨモギ、カナムグラなどの雑草による花粉症がシーズンを迎えます。道路脇や河川敷、公園など身近な場所に生息し、散歩や買い物などの外出時に、気づかぬうちに花粉を浴びています。症状は春と同じく、くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみなどで、風邪と見分けにくいこともあります。秋になると気温が下がり乾燥してくるため、風邪の原因となるウイルスの活動が活発になって流行り始めます。熱もないのに症状が続く時は花粉症かもしれません。
対策としては、マスクの着用や帰宅後のうがい・洗顔の他、洗濯物の取り込み方に気を配ることも大切です。
また、症状が強い場合は早めに医療機関を受診し、適切な治療を受けることで日常生活が楽になります。
秋の心地よい季節を快適に過ごすため、花粉症対策を心がけましょう。
介護福祉士