「災害弱者」という言葉を一度は耳にしたことがあると思います。寝たきりの方、障害をお持ちの方や妊婦等、避難行動が困難な方々のことです。小田原市でも、「災害時要援護者」として対策を考えているようです。自力で避難行動ができない方については、「災害時要援護者」として、地域の方々、市町村に把握していただいた方がよいでしょう。
災害を未然に防ぐため、被害を出さないための取組みを「防災」と言いますが、最近、「減災」という言葉も聞きます。「減災」とは、災害を想定した上で、できるだけ被害を小さくする取組みのことを言います。これまでの経験や調査・研究で、災害とその被害の範囲が予想されています。予想を踏まえて、直ぐにできる「減災」は?・・消火器を設置する、災害が起きた場合の行動を考える等、沢山あります。阪神・淡路大震災での死者の約8割が、建物の倒壊や家具の転倒による圧死や窒息死であったと言われています。家具の転倒防止対策は直ぐにできそうですね。ホームセンター等には、家具の固定器具等が販売されています。
さあ!「減災」対策するなら、“今でしょう!
看護師