花粉症との付き合い方

マスクやメガネで毎日しっかり花粉対策していても症状がつらい、そんな方は気づかないうちに花粉症の症状を悪化させてしまっているかもしれません。
睡眠不足になっていませんか?花粉症の症状が出始めると寝つきも悪くなるので、寝室の掃除はこまめにし、床の上や布団も掃除機掛けをします。ベッドにも花粉がたまっているので、枕まわりの1mぐらいをウェットティッシュなどで拭きましょう。寝る前にはお風呂で花粉をしっかり洗い流してから布団に入るようにして、空気清浄機を使い、ぐっすり眠るとよいでしょう。
睡眠が足りないと免疫やホルモンバランスを崩しやすくなり、花粉症の症状を悪化させる原因になってしまうことがあります。規則正しい生活のリズムをつくりましょう。
ストレスも花粉症の大敵。日頃から趣味やスポーツでストレス発散を心掛けていき、少しでも花粉症を楽に乗り切る習慣を身に付けていきましょう。

看護師

幸せホルモン「セロトニン」

セロトニンは心のバランスを整える作用のある脳内伝達物質で、心と体を安定させ、幸せを感じやすくさせる働きがあります。そのため、セロトニンが増えると精神的な安定が得られることから「幸せホルモン」と呼ばれています。
セロトニンを増やす方法としてまず、日光を浴びること。日光が網膜を刺激してセロトニンが活性化されます。朝目覚めたら日光を浴び、1日10~30分程浴びることが望ましいとされます。
次にリズム運動。特別なものではなく、歩行、呼吸、咀嚼といった日常生活レベルの運動です。毎日継続できる日常生活レベルの運動を5~30分集中して行なうことがポイントです。散歩、ヨガや歌を歌う、ガムを嚙む等は手軽に実践できると思います。
現代ではスマホや夜更かし、運動不足などセロトニンが低下しやすい生活環境となっています。心の健康に気遣い、幸せホルモンを増やす生活習慣を取り入れてみてはいかがでしょうか。
理学療法士

お雑煮をおいしく、安全に

毎年、正月そうそう雑煮のモチをのどに詰まらせて救急車搬送、という緊急事態が全国で起きます。のどの奥には肺につながる気管の入り口がありますが、そこに食べ物が誤って入り込むと、入り口が塞がれてしまいます。結果、呼吸困難となり、体内に酸素が供給されなくなると、わずか数分で脳が大きなダメージを受け(脳死)、最終的に死に至ります。
楽しいはずのお正月の一家団欒の場にパニックをもたらす窒息事故を防ぐ方法はあるのでしょうか。おモチの特性などから、次の4つがポイントとなります。
①お雑煮は冷めないうちに食べる
②小さく切ったおモチをよく噛んで呑み込む
③丸呑みはしない
④家族と一緒に食べる(ご高齢の方は一人のときは避ける)
窒息事故の犠牲者の多くが八十才以上の高齢者で、しかも男性が圧倒的に多いそうです。自分は大丈夫と思っていても油断大敵です。
最近は、口の中の粘膜にくっつきにくい小麦モチや粘着性の弱い切り餅などが市販されています。安全に、楽しくお雑煮を食べて新年を祝いましょう。
言語聴覚士

ヒートショックについて

肌寒い季節になり、温かいお風呂に入ってリラックスという方も多いのではないでしょうか?
しかし、十一月から二月は入浴関連事故が増える季節でもあります。
代表的なものとしては「ヒートショック」があります。
暖かい部屋から、寒い脱衣所や浴室への移動は、急激な温度変化により血圧が大きく変動します。寒い脱衣所では、体から熱を逃がさないよう、血管はぎゅっと縮み、血圧は上昇します。その後、温かい湯船につかることで、一気に血管が拡張し、血圧が急降下します。この血圧の変動が失神、不整脈、心筋梗塞、脳梗塞、脳出血などを引き起こす原因となっています。
同様に多いのが「浴室内熱中症」です。
長湯や高温のお湯で温まることで大量に汗をかき、のぼせや脱水症状を引き起こし、気づかぬうちに倒れてしまっていたケースも多いようです。
「熱いお湯じゃないと入った気がしない!」「晩酌してからのお風呂が好き」など様々な入浴スタイルがあると思いますが、体に負担を掛けない安全な入浴方法を心掛け、心にも体にも優しいバスタイムを過ごしてみてはいかがでしょうか?
看護師

「疲れが取れない…」そんなとき!

いくら寝ても眠い、イライラする、やる気が起きない…そんな時ありますよね。取れない疲れの原因として、
・長時間同じ姿勢から生じるコリ、血行不良
・運動不足
・食生活の乱れ
・精神的ストレスや緊張
・睡眠不足、睡眠質の低さ
どれか当てはまるものはありませんでしたか?疲れにくい体づくりを始めましょう。
・猫背や反り腰にならないように、普段使う椅子や机の高さの調整
・少しだけストレッチや、ウォーキング
・バランスの良い食事
・パソコンや携帯を見ない時間をつくる
・睡眠環境の見直し など
一例ではありますが、少しの意識や行動で心身の不調を緩和できる可能性もあります。疲れを感じる日には動きたくないものです。私もそうです(笑)ただ、そういう日って自分が思っている以上に心身はボロボロです。「寝る前に少しだけストレッチしようかな」と前向きなお気持ちになっていただけましたら嬉しいです。その際、ゆっくりとした呼吸に合わせてストレッチをすることをオススメします。誰だって疲れていたらイライラするものです。明日を笑顔にしませんか😊
メディカルヨガインストラクター

ふくらはぎと血液循環について

血行が悪いということは、身体の不調を引き起こす事につながります。
逆に言うと、血行が良くなると身体の調子が整い健康につながります。
今回は、ふくらはぎに注目して血流を良くすることを考えてみたいと思います。
ふくらはぎは第二の心臓ともいわれ、足の方へ下がった血液を戻す役割も果たしています。
これをふくらはぎの筋ポンプ作用と言います。
筋ポンプ作用とは、筋肉が収縮することで血管を圧迫し、血流が良くなる作用のことです。これがふくらはぎで働くことで、血液を心臓へ戻す力が強く働くというしくみです。
そこでオススメなのがウォーキング!
ウォーキングをすることで、ふくらはぎの筋肉が収縮し、ポンプ機能がよく働きます。
またウォーキングは、リズミカルに呼吸をするため自律神経を整えるのにももってこい!
少し早めに歩くのもオススメです。
ただ歩くのが苦手な方であれば、綺麗な花や景色を見つけ写真を撮りながら歩く。面白いお店を探しながら歩く。川柳を詠みながら歩く…など、ご自分の好きな事とセットで行うと良いと思います。
寒いこの時季だからこそ積極的に血液循環を良くすることが大切です。
健康運動指導士

2021年6月20日 | カテゴリー :

足のむくみについて

長時間同じ姿勢の後、足がむくんでしまい悩まれたことはないでしょうか?心臓から遠い足は血液を循環させるのに、足の筋肉が血液を送り出すポンプの役割をします。しかし、日常の中で長時間同じ姿勢や冷え・運動不足・生活習慣の乱れで疲労し筋肉が働きづらくなると血液の循環悪くなり、むくんでしまいます。改善には適度な運動、冷え対策、生活習慣を整えることを意識し気をつけることが予防になります。気を付けていてもむくんでしまった時は、足のくるぶし辺りから太ももに向かって心臓へ戻すように軽く手のひらでさすったり、少し足を高くし就寝していただけるとむくみの軽減に繋がります。むくみには始めにあげたこと以外にもむくみを起こしてしまう原因が隠れていることがあります。多いのは下肢静脈瘤や心臓や腎臓や肝臓などの疾患症状が原因になっていることです。改善しないむくみや別の体の不調がある時は別の原因が隠れているかもしれません。かかりつけ医に早めに相談しましょう。原因を見極めてご自身の体にあった対策と予防を行いましょう。
あんまマッサージ師

2021年6月20日 | カテゴリー :

膝痛について

膝には、平地を歩いている時でも体重の約3倍、走っている時には約10倍、階段の上がり下がりでは約7倍の荷重がかかります。このように膝には、大きな衝撃が加わるために障害が発生しやすいのです。
膝の痛みを訴えている人のうち、半数以上が変形性膝関節症です。特に40才以上の中高年の人の多く、圧倒的に女性に多いのが特徴です。両脚をそろえて伸ばしてみてください。両膝の間に隙間ができていませんか?そんなあなたはO脚です。逆に膝はくっつくけれども、踝(くるぶし)が離れる人はX脚。O脚で、何もしていないのに膝の内側が痛い、立ち座りや歩き始めが痛いけれど少し歩くと痛みが減る人は変形性膝関節症の疑いがあります。痛みがひどく日常生活に著しく不自由があるような場合には手術療法も検討されます。
日常生活上の注意として、正座は控える、立ち上がる時は何かにつかまる、杖を使用して膝の負担を軽くする、靴に中敷きを入れるなどの対策が有効で、また正しい食生活と無理のない運動で過度の負担をかけないことも必要です。運動はストレッチ、太ももの筋力アップを中心に行うと良いでしょう。
理学療法士

2021年6月20日 | カテゴリー :

腰痛について②

腰痛とは、さまざまな原因によって起こる腰の痛みの総称です。その原因は「加齢に伴う背骨の変化」や「運動不足」「精神的なストレス」「がんや細菌感染などの病気」など様々で、命に関わる危険なものもありますので、まずは整形外科の受診をお勧めします。
今回は、日常生活の中で簡単に出来る腰痛予防運動をお伝えします。激しい痛みがある時はお休みし、医師の相談の元行いましょう。
①腹筋・背筋・臀筋を鍛え、背骨を保護する腹筋(仰向けになり、両膝を曲げおへそを覗き込む)、背筋(うつ伏せに寝てお腹の下にクッションを入れ、腰を反らないように、上体を起こす。)、臀筋(うつ伏せに寝て、交互に片方の脚を少し持ち上げる。)※5~10秒×10回目標に実施。
②腰・脚のストレッチを行い身体の柔軟性を保つ腰(仰向けになり、両膝を抱える)や、脚(仰向けに寝て、太ももの裏側を抱え、脚を上げる)をストレッチする。※呼吸を止めず、20~30秒実施。
③ウォーキング等で適度に体を動かし、ストレスを溜めないようにする。
体調に合わせて、無理なく続けて行きましょう。
健康運動指導士

2021年6月20日 | カテゴリー :

腰痛について①

【腰痛とは】
腰痛とは病気の名前ではなく、腰部の痛みや張りなどの不快感といった症状の総称を指します。
【腰痛の原因】
過度な運動や肉体労働、長時間座り続けるデスクワークでも腰痛は起こります。このような肉体的ストレス以外にも精神的ストレス、環境からのストレス(気温、気圧の変化など)により腰痛になることもあります。原因は多岐にわたるため正確な診断が重要です。必要に応じてレントゲン検査、MRI 検査、血液、尿 検査などを行います。
【腰痛の対処法】
安静にしていても痛みが軽くならない、次第に悪化する、発熱している、足が痺れて力が入らない、尿漏れする等の症状を伴っている場合は、自己判断や放置は禁物です。速やかに整形外科を受診しましょう。
【腰痛の予防】
予防には背中やお腹の筋力を落とさないこと、体重を増やしすぎないことが大切です。また座り方や立ち方、バックの持ち方などを見直したり、ウォーキングやストレッチなど軽い運動も腰痛予防になります。
はり師きゅう師按摩マッサージ指圧師

2021年6月20日 | カテゴリー :