防災対策は事前準備が肝心

関東大震災から百年近くが経ち、いつ大地震が起きてもおかしくない状況であり、近年は各地で毎年のように暴風雨の被害を受け、私たちの身近でも伊豆山で甚大な土砂災害が起こりました。

新型コロナの蔓延により防災対策にも変化があり、在宅避難などの自助力が求められています。

自助(個人・家庭)での防災対策としては、まず発災後3日間(できれば7日分)を乗り切る人数分の備蓄が重要。1人1日当たりでは、水3ℓ、食料3食、災害用トイレ5回分が目安となります。

さらに日用品の備蓄と、次の項目も大切です。

・防災セットの準備
・家具の転倒防止
・ガラスの飛散防止
・ハザードマップの確認
・避難時の指針(避難経路や避難場所)の確認
・緊急連絡先などの確認
・災害用伝言ダイヤル(171)の操作の確認
・防災訓練への参加

また備蓄品は多めに買い置き、日常消費して買い足すローリングストックがおすすめです。

防災対策は事前準備がすべてと言っても過言ではありません。日頃から家族や近所の方々と「その時」について話し合う機会を持つようにしましょう。

理学療法士