皮膚乾燥と保湿

急激に朝晩冷え込み、空気の乾燥が気になる季節となりました。今回は「保湿」について効果的な方法を紹介します。

皆さん保湿というとどんなイメージを持たれますか。保湿剤を塗る事? ベタつくし服や布団が汚れて嫌! 効果を感じない!という方も多いのではないかと思います。保湿というのは読んで字のごとく、湿気を保つと書いて「保湿」です。

保湿剤や軟膏を塗る際によくタオルで水気をふき取って塗っていませんか? これでは砂漠に油を流したというイメージです。皮膚科などで、保湿剤は入浴後5分以内に…というポスターを見かけた方もいらっしゃると思います。少し補足すると「水気があるうちに」となります。

毎回毎回塗る前にお風呂入るのは大変! そのお気持ちもわかります。簡易的な方法として、濡れタオルをレンジでチンして拭きながら塗ってみてください。少量でも塗りやすく、塗ったあとベタつきません。これが「保湿」です。皮膚全体の7割、8割を塗ることで効果を発揮。1か所だけでは効果は期待できません。かゆみで眠れない方もお試しあれ!

看護師