季節の変わり目の健康管理

だんだんと春らしくなり、桜も満開を迎えた今日この頃ですが、この時期は季節の変わり目で体調を崩しやすい時期でもあります。

その大きな原因として、ストレスや寒暖差による自律神経の乱れが挙げられます。自律神経とは、主に昼間や活動時に作用する「交感神経」と夜間やリラックスしているときに働く「副交感神経」があります。この二つの神経のバランスが崩れると疲れやだるさを感じたり、眠気が強くなったりと様々な不調を引き起こします。

これらの症状を予防するためには日頃の体調管理を大切に行っていく必要があります。まず、食事はしっかりとバランスよく摂ること。偏った食生活は自律神経を乱してしまいます。

二つ目に適度な運動を心がけること。運動をすることでセロトニンという自律神経を整えるホルモンが分泌されます。特にウォーキングなどの有酸素運動が効果的です。

そして最後に睡眠をしっかりととること。質の良い睡眠には、副交感神経が優位に働き、心身をリラックスさせることが重要です。首元や目元にホットタオルを当てるなど、就寝前のひと工夫をぜひお試しください。

ほんの少しの心がけを大切にこの時期を元気に過ごしましょう。

介護士

さらば!生活習慣病!

生活習慣病とは、食事・運動・喫煙・飲酒等の生活習慣が深く関与し、発症の原因となる疾患の総称で、糖尿病等の多くの病気に関連すると言われています。
さて、生活習慣病を改善できる健康的な日常生活とはどんなものでしょうか?実は小学校のときに習っていました。学校へは毎日朝早く登校します。つまり、規則正しい生活を習っています。また、学校ではお昼に給食を食べます。つまり、栄養のある食事を摂ることを習っています。それから、学校では体育の授業や休み時間に身体を動かします。つまり、適度な運動を生活に取り入れることを習っています。
規則正しい生活、バランスの良い食事、適度な運動。健康的な日常生活には、この3つが重要と言えます。
現代社会は様々な生活スタイルで過ごせる時代です。それは少し前の時代に比べ、豊かになったということかもしれません。しかし日常生活の選択肢が増えた分、健康管理は自分自身で行うという役割が増えたということでもあります。生活習慣病は日々の積み重ねですので、少し変わるだけでも未来の自分の身体は変わります。末永く健康的に暮らしていけると良いですね。
介護士

花粉症との付き合い方

マスクやメガネで毎日しっかり花粉対策していても症状がつらい、そんな方は気づかないうちに花粉症の症状を悪化させてしまっているかもしれません。
睡眠不足になっていませんか?花粉症の症状が出始めると寝つきも悪くなるので、寝室の掃除はこまめにし、床の上や布団も掃除機掛けをします。ベッドにも花粉がたまっているので、枕まわりの1mぐらいをウェットティッシュなどで拭きましょう。寝る前にはお風呂で花粉をしっかり洗い流してから布団に入るようにして、空気清浄機を使い、ぐっすり眠るとよいでしょう。
睡眠が足りないと免疫やホルモンバランスを崩しやすくなり、花粉症の症状を悪化させる原因になってしまうことがあります。規則正しい生活のリズムをつくりましょう。
ストレスも花粉症の大敵。日頃から趣味やスポーツでストレス発散を心掛けていき、少しでも花粉症を楽に乗り切る習慣を身に付けていきましょう。
看護師

お雑煮をおいしく、安全に

毎年、正月そうそう雑煮のモチをのどに詰まらせて救急車搬送、という緊急事態が全国で起きます。のどの奥には肺につながる気管の入り口がありますが、そこに食べ物が誤って入り込むと、入り口が塞がれてしまいます。結果、呼吸困難となり、体内に酸素が供給されなくなると、わずか数分で脳が大きなダメージを受け(脳死)、最終的に死に至ります。
楽しいはずのお正月の一家団欒の場にパニックをもたらす窒息事故を防ぐ方法はあるのでしょうか。おモチの特性などから、次の4つがポイントとなります。
①お雑煮は冷めないうちに食べる
②小さく切ったおモチをよく噛んで呑み込む
③丸呑みはしない
④家族と一緒に食べる(ご高齢の方は一人のときは避ける)
窒息事故の犠牲者の多くが八十才以上の高齢者で、しかも男性が圧倒的に多いそうです。自分は大丈夫と思っていても油断大敵です。
最近は、口の中の粘膜にくっつきにくい小麦モチや粘着性の弱い切り餅などが市販されています。安全に、楽しくお雑煮を食べて新年を祝いましょう。
言語聴覚士

ヒートショックについて

肌寒い季節になり、温かいお風呂に入ってリラックスという方も多いのではないでしょうか?
しかし、十一月から二月は入浴関連事故が増える季節でもあります。
代表的なものとしては「ヒートショック」があります。
暖かい部屋から、寒い脱衣所や浴室への移動は、急激な温度変化により血圧が大きく変動します。寒い脱衣所では、体から熱を逃がさないよう、血管はぎゅっと縮み、血圧は上昇します。その後、温かい湯船につかることで、一気に血管が拡張し、血圧が急降下します。この血圧の変動が失神、不整脈、心筋梗塞、脳梗塞、脳出血などを引き起こす原因となっています。
同様に多いのが「浴室内熱中症」です。
長湯や高温のお湯で温まることで大量に汗をかき、のぼせや脱水症状を引き起こし、気づかぬうちに倒れてしまっていたケースも多いようです。
「熱いお湯じゃないと入った気がしない!」「晩酌してからのお風呂が好き」など様々な入浴スタイルがあると思いますが、体に負担を掛けない安全な入浴方法を心掛け、心にも体にも優しいバスタイムを過ごしてみてはいかがでしょうか?
看護師

冷え対策について

冷えへの対策は手先、足先といった「体の末端」を冷やさないことがまず大切になります。特に足先を冷やさないことは重要で、昔の言葉に「頭寒足熱」とあるように、足を温めることは良く眠れ、健康にも良いとされています。
それ以外にも食事の内容や筋肉の量にも左右されます。冷たい食べ物を食べすぎないことだけでなく、体を冷やす食べ物、例えばトマトやきゅうり、あさり、蕎麦といった「体から熱を奪ってしまう食べ物」というものを食べすぎないことも重要になります。
逆に体を温めてくれる食べ物は、生姜、葱といったものだけでなく、辛い物も有効です。ですが、辛い物は塩分も多いため食べすぎには注意してください。
また、筋肉の量は体を温めるための熱を生むために重要です。自分の体から熱を生み出すためには筋肉を動かす必要があるため、冷えを防ぐためには筋肉をつけることも重要ということです。
Wellでは皆様の体の様子に合わせた運動で筋肉をつけるだけでなく、足湯を用意して冷えへの対策を行っております。ぜひ一度、Wellにお越しください
作業療法士

介護予防とは

2025年には、ますます高齢化が進み、「1人の若者が1人の高齢者を支える」という厳しい社会がやってくると言われています。
医療・介護サービスなどの「共助」や生活保護などの「公助」などに頼らなくて済むように、自分のことは自分でする「自助」を基本としながらも地域で助け合う「互助」を拡大していく地域づくりが必要とされています。高齢者の健康寿命を延ばし、生活の質を高めていくためには、生活習慣病予防と介護予防を地域で総合的に展開することが重要です。
介護予防とは「要介護状態の発生をできる限り防ぐこと、そして要介護状態にあってもその悪化をできる限り防ぐこと、さらには軽減を目指すこと」と定義されます。単に運動機能や栄養状態といった個々の要素の改善だけを目指すものではなく、心身機能の改善や環境調整などを通じて、個々の高齢者の生活機能や参加の向上をもたらし、それによって一人ひとりの生きがいや自己実現のための取り組みを支援して、生活の質の向上を目指すものです。
理学療法士

忘れるとは

最近物忘れがひどくなった、認知症になったのでは…と不安になる事はありませんか?ご高齢の方から良く聞く相談事ですが、そもそも、忘れるとは何でしょうか。人間は脳にある神経細胞の働きによって学習し、出来事を記憶しています。脳の発達は二十歳で終わると言われており、その後は徐々に脳が小さくなり、“覚える”為に必要な神経細胞も減っていきます。ですから、加齢による物忘れはごく普通の事なのです。
加齢に伴う物忘れの特徴は①体験
した事の一部を忘れる②忘れたという自覚がある③徐々にしか進行しない。
と誰にでもある事です。しかし認知症のような病気が原因の物忘れは、①体験した事全部を忘れる②物忘れの自覚がない③進行する。というのが特徴です。食べていたのに『昨日はご飯を食べなかった』というような事があれば要注意です。物忘れ=認知症ではありませんが、気になる事があれば早めに病院等に相談してみてはいかがでしょうか。
また、脳トレなどで脳を活性化させ、予防していく事もおすすめです。
介護職員

夏の疲れについて

夏の疲れについて
夏の疲れに効く!3ポイント!
夏は催し物や外出など楽しいことが多い反面、暑さが体にこたえる季節でもあります。今日は夏の疲れに効く!3ポイントをお伝えします。
① 強い味方!ビタミン!
ビタミンB1 とビタミンCは夏の疲れを撃退する強い味方です。ビタミンB1 は豚肉、玄米、豆類などに多く含まれます。ブタニラ炒めや豚の冷しゃぶなどがおすすめ。ビタミンCはキウイやゴーヤなどに多く含まれています。
② 快眠は疲労回復の要!
夏の夜の寝つきを良くするには‘体温を下げる’ことが大切。ずっと身体が冷えたままだと身体からの放熱が妨げられ、寝付きづらくなります。ぬるめのお湯にゆったりつかり軽いストレッチを行うことで、一度体温をあげると身体の熱が放熱され体温が下がり寝つきがよくなります。
③ 発汗してリフレッシュ!
汗をかくと自律神経の働きが良くなり、食欲不振やだるさ解消につながります。1 つ手前のバス停でおりて歩く、ストレッチする…など気持ち良く汗をかきましょう。日中など日差しの強い中での運動には注意してください。
良く食べ良く寝て少し汗かいて… 熱い夏を乗り切りましょう!
健康運動指導士

尿失禁予防について

尿失禁の原因は様々ありますが、今回は特に女性に多い腹圧性尿失禁について、またその対策をお伝えします。
咳やくしゃみ、重いものを持ち上げた時に「あっ」と思う事はないでしょうか。その原因の一つとして考えられるのは、膀胱を支える骨盤の筋肉(骨盤底筋)のゆるみ。出産や老化によって骨盤底筋が弱くなっていると、腹圧がかかった時に尿がもれてしまいます。そこで有効とされているのが、“骨盤底筋体操”。①立位、座位、あおむけ寝いずれかの姿勢をとります。②足を肩幅に開き、背筋を伸ばします。③男性は肛門を、女性は膣を締めて 5~10 秒止め、力を抜きます。 ④締める、力を抜くを 1 セットとして、1 日 5 セット×2 回を目安に行います。なるべく呼吸を止めず、腹筋に力を入れないように気をつけましょう。
骨盤底筋の強化を続ける事で、腹圧性尿失禁の軽減につながります。ただし、尿失禁の原因は 1 つではありません。骨盤底筋体操を続けても症状が続く、症状が重症な場合は別の原因が考えられますので、病院(泌尿器科)を受診し、相談する事をおすすめします。
介護職